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発熱外来とは
発熱外来は、発熱や感染症の症状がある患者様を対象に、迅速かつ適切な診断と治療を提供する専門外来です。新型コロナウイルス感染症をはじめとする様々な感染症に対応し、患者様の症状を速やかに改善し、感染の拡大を防ぐことを目指しています。
神戸市須磨区の凌駕クリニック 樋上本院では、一般の患者様とは別の場所に待合室を設けて、感染対策を徹底しています。また医師や看護師は、防護服、マスク、ゴーグル、手袋などの防護具を着用し、患者様と自身の安全を確保しながら診療にあたります。
対象となる患者様
発熱外来の対象となる患者様は以下の通りです。
- 38度以上の発熱がある方
- 咳や喉の痛み、息苦しさなどの呼吸器症状がある方
- 倦怠感や筋肉痛、関節痛がある方
- 味覚や嗅覚の異常を感じる方
- 新型コロナウイルス感染症の疑いがある方
- インフルエンザやその他の感染症の疑いがある方
など
発熱や呼吸器症状は、新型コロナウイルス感染症の主要な症状ですが、インフルエンザやその他の感染症でも同様の症状が現れることがあります。また味覚や嗅覚の異常は、新型コロナウイルス感染症に特徴的な症状とされています。
これらの症状がある方は、まずは一度当院へご連絡ください。発熱外来では、感染対策を徹底した環境で、専門的な診断と治療を受けることができます。
具体的な検査・治療
発熱外来では、以下のような検査や治療を行います。
検査
PCR検査
新型コロナウイルス感染症の診断に用います。鼻咽頭ぬぐい液や唾液を採取し、ウイルスの遺伝子を検出します。高い感度と特異度を持つ検査方法で、確定診断に用いられます。
抗原検査
新型コロナウイルスやインフルエンザの迅速診断に用います。鼻咽頭ぬぐい液を用いて、ウイルスの抗原を検出します。PCR検査よりも短時間で結果が得られるため、スクリーニング検査として用いられます。
血液検査
感染症の有無や炎症の程度を確認するために行います。白血球数やCRP(C反応性蛋白)などの炎症マーカーを測定し、感染症の重症度や治療効果の判定に用います。当院では、自動血球計数装置や生化学自動分析装置を用いて、迅速かつ正確な検査を行っています。
尿検査
尿路感染症の有無を確認するために行います。尿中の白血球や細菌、亜硝酸塩などを検出し、感染の有無や原因菌を特定します。
胸部X線検査
肺炎やその他の呼吸器疾患の有無を確認するために行います。胸部のX線画像を撮影し、肺野の異常陰影や浸潤影などを検出します。
治療
薬物療法
感染症の原因となるウイルスや細菌に対して、抗ウイルス薬や抗生物質を用いて治療を行います。また発熱や痛みなどの症状に対しては、解熱鎮痛剤を処方します。患者様の症状や検査結果に基づいて、最適な薬剤を選択し、適切な用量と期間で投与します。
点滴療法
発熱による脱水症状がある場合や、経口摂取が困難な場合には、点滴による水分・電解質の補給を行います。
受診の流れ
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ご連絡
発熱外来の受診を希望される方は、事前にお電話またはオンライン予約からご予約ください。予約時に症状や体調についておうかがいし、適切な受診日時をご案内します。また感染対策のため、来院時の注意事項などもご説明します。
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来院
予約時間に合わせてご来院ください。専用の入口からご案内いたしますので、他の患者様との接触を避けることができます。
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診察・検査
専用の診察室で診察を行います。症状や体調について詳しくおうかがいし、必要な検査を行います。
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治療
診断結果に基づいて、薬物療法や点滴療法などの治療を行います。症状が軽度の場合は、自宅での安静と薬物療法を行います。
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フォローアップ
治療後も、症状の経過を確認するために、電話や再診察によるフォローアップを行います。症状が改善しない場合や、新たな症状が出現した場合は、すぐに当院へご連絡ください。